Dr上原 『口腔アレルギー症候群』
歯科医師の上原 玲子です🌻
趣味は登山、とアロマセラピーです🌲
私は今、座間歯科医院で歯周病治療、予防歯科、小児矯正などをメインに治療させていただいています。
さて今回は『口腔アレルギー症候群』です
口腔アレルギー症候群、英語では Oral Allergy Syndrome 、略してOASと呼ばれています📚
フルーツや、生野菜を食べると、数分でお口の中や喉がかゆくなってしまったり、腫れてしまう💦のが症状です。
口腔アレルギー症候群は、その名のとおり、アレルギーです。
フルーツや生野菜に含まれるタンパク質をアレルゲンとし、全身の免疫が過剰反応して起こります。
もしアナフィラキシーショックを起こすアレルゲンをとった場合、大変危険⚠です。
実は私の妹👧も生の果物や、ナッツにOASがあります。
成人するまでアレルギー検査を受けたことがなく、家族全員知りませんでした💦
でも今になって思い出すと、いくつか思い当たる節はありました。
幼いころ、家に美味しいモモ🍑があったのに、妹は食べようとしませんでした。
独り占めしては悪いと思い、妹にも勧めてみたところ・・・
『モモの味は嫌いじゃないんだけど、喉がイガイガするからいらない』
と言っていました。
当時の私は妹がモモを洗わず皮ごと食べているのだと思い
『え? 桃の皮はむいて食べるんだよ?』
とトンチンカンなアドバイスをしていました😓
そんな姉の話を聞き流し、食べなかった妹の判断は賢明でした。
子供が食事で好き嫌いをするときに、アレルギーの可能性も視野に入れておくことは大切だと思います。
それでは、次回は『OAS と 花粉症』についてです👋