ご高齢の皆様へ

超高齢社会の日本では、人生は100年と言われるようになりました。
歯科界でも「80才で20本の歯があれば、元気に楽しく生活していただける!」と、8020運動を行っております。
H28年に行われた歯科疾患実態調査では「80才で20本以上の歯を持つ方が50%いらっしゃる」というデータが出ています。
お口の中の健康に対する意識が、ご高齢の方、またご家族の方々において非常に高くなっていることが感じられます。

お口の中のプラークコントロールを行い、清潔に保つことは歯を守るだけではなく、全身の健康とも大きな関わりがあります。
口腔ケアで誤嚥性肺炎、発熱、認知症、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、骨粗しょう症、メタボリックシンドローム等を予防・改善できることが、近年の研究より明らかになりました。

ただ残念なことに、病気をされたり身体が弱ってきたりして歯科医院への通院が難しくなってしまい、治療に来られなくなってしまう方もいらっしゃいます。
訪問診療もありますが、十分な歯科機器が揃った歯科医院での診療は、患者様の体にとっても負担が少ないはずです。
私も歯科医師として、何かできることはないかと考えるようになりました。

その結果、当院では車いすの方、通院が一人で不安な方、交通が不自由な方にご利用頂ける、無料送迎サービスを行うことになりました。
どなたでもご利用頂けますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい。

※送迎サービスの詳細はこちら

 

入れ歯

何本も歯を失っている方には、入れ歯(義歯)の治療も必要となります。
歯が残っている方でしたら、残った歯に磁石をつけたり、金属で引っかかる鈎をつけたりして、外れにくい工夫ができます。
歯を失った部分をそのままにしないで、入れ歯を使うことで残された歯にかかる負担を分散し、できるだけ永く使えるように守ることができます。
費用面では保険診療・自由診療が選べます。 

まずはどのような入れ歯がご希望であるのかお伺いし、患者様のお口の中の状態と相談しつつ、できるだけ使いやすい入れ歯となるようにお作りしております。
また入れ歯の土台は柔らかい歯茎です。
その為、定期的に丁寧な調整を行って、使いやすい良い状態を維持することが大切です。

 

入れ歯の紹介

磁石の総入れ歯
残った歯に磁石の被せものを。
入れ歯に埋め込んだ磁石との吸着力により、外れにくくなっています。
ノンクラスプデンチャー
シリコン、ノンクラスプデンチャーというものです。
金属アレルギーをお持ちの方も、ご使用頂けます。
ノンクラスプデンチャー
右側の上あご(犬歯と第一小臼歯)にノンクラスプデンチャーが入っています。
上あごの部分入れ歯
向かって左側は磁石のタイプ、右側は金属の鈎のタイプとなります。

保険の部分入れ歯
金属の鈎が隣の歯にかかり、金属の色が見えます。
笑った時の審美性は難があります。

部分入れ歯 磁石タイプ
磁石による吸着力があるため、バネなどはついていません。
笑った時に金属色が見えません。